miiboDesigner の岡大徳です。
今回は多くの方からご要望いただいていた「miiboでのエージェント作成方法」について、初心者の方でも簡単に始められるガイドをお届けします。プログラミング知識がなくても、わずか15分ほどで自分だけの会話型AIを作成し、実際に会話できるようになる3つのステップを詳しく解説します。
エージェント作成の基本と全体像
エージェント作成の第一歩を踏み出す前に、miiboにおける「エージェント」の概念を理解しましょう。エージェントとは会話型AIの1単位であり、特定の目的や個性を持った会話システムです。多くの方が「AIの作成は難しい」というイメージをお持ちかもしれませんが、miiboではシンプルな3ステップで、独自の会話型AIを構築できます。
この3ステップは次の通りです:
miiboアカウントの作成
新規エージェントの設定
会話テストの実施
それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう。
ステップ1:miiboアカウントの作成
まずはmiiboのアカウントを作成します。アカウント作成は、メールアドレスを使った新規登録か、GoogleアカウントまたはAppleアカウントでのサインインの2種類から選べます。
アカウント作成手順
miiboの公式サイト(https://miibo.dev/auth/login)にアクセス
「新規登録」を選択(またはGoogleアカウント/Appleアカウントでサインイン)
必要情報を入力し、登録を完了
アカウント作成のポイントは、ビジネスでの利用を考えている方は、個人のメールアドレスではなく、業務用のメールアドレスで登録することをお勧めします。後々チームでの共有が必要になった際にスムーズに移行できます。
ステップ2:新規エージェントの設定
アカウント作成後、ダッシュボードから「新規作成して開始する」ボタンをクリックすると、エージェント作成画面が表示されます。ここで、あなたの会話型AIの基本情報を設定していきます。
エージェント設定の7つのポイント
名前の入力:エージェントに分かりやすい名前をつけましょう。この名前は管理画面とチャット画面の両方に表示されます。
提供者名の入力:あなた自身または組織の名前を入力します。この情報はチャット画面に表示され、ユーザーに提供者が誰かを伝えます。
イメージ設定:エージェントのアイコン画像をアップロードします。png、jpeg、gifのいずれかの形式が使用可能です。視覚的な要素はユーザー体験に大きく影響するので、目的に合った印象を与える画像を選びましょう。
紹介文の設定:80文字以内でエージェントの役割や特徴を簡潔に説明します。この紹介文はチャット画面に表示されるだけでなく、AIによる自動応答の参考情報としても使用されます。
応答の設定:「登録した会話コンテンツで答えられなかった場合にAIで自動応答する」にチェックを入れましょう。これにより、専用の応答が設定されていない質問にも柔軟に対応できます。
言語モデルの選択:利用する言語モデルを選択します。モデルによって精度や会話の消費回数が異なるので、用途に合わせて選びましょう。
プロンプトの設定:言語モデルが参照するプロンプトを設定します。エージェントの個性や応答スタイルを決定づける重要な要素です。初めての方は、シンプルな指示から始めて、徐々に調整していくのがおすすめです。
すべての設定が完了したら、「登録して開始する」ボタンをクリックします。これで基本的なエージェントの作成は完了です!
ステップ3:会話テストの実施
エージェントを作成したら、実際に動作するか確認しましょう。ダッシュボードの「会話をテストする」ボタンをクリックすると、「プレビュー」と表示されるチャット画面が開きます。
効果的なテスト方法
基本的な挨拶から始める:「こんにちは」「はじめまして」など、簡単な挨拶でエージェントの応答を確認
エージェントの目的に沿った質問:設定した役割に関連する質問をして、適切な応答が返ってくるか確認
想定外の質問も試してみる:予期していない質問にどう対応するかも重要なテストポイント
テスト中に気になる点があれば、ダッシュボードに戻って設定を調整し、再度テストすることができます。この試行錯誤の過程が、より優れたエージェントを作る鍵となります。
作成したエージェントの活用例
基本的なエージェントが作成できたら、様々な用途で活用できます:
社内ナレッジベース
社内マニュアルや規則の情報をナレッジデータストアに追加することで、いつでも質問に答えられる社内ヘルプデスクとして機能します。新入社員の質問対応や研修コストの削減に役立ちます。
カスタマーサポート
よくある質問への回答や製品情報の提供など、基本的なカスタマーサポートとして活用できます。24時間対応が可能となり、サポートスタッフの負担を軽減します。
ブランドキャラクターの具現化
企業のマスコットやキャラクターをエージェントとして作成し、ブランドの世界観をインタラクティブに体験できる場を提供します。ファンエンゲージメントの向上に効果的です。
Q&A
Q: プログラミングの知識がなくても本当にエージェントは作れますか?
A: はい、miiboはノーコードで会話型AIを構築できるよう設計されています。今回ご紹介した基本的なエージェント作成は、プログラミング知識がなくても簡単に行えます。より高度なカスタマイズを行う場合は、別途機能がありますが、まずは基本機能だけでも十分に活用できます。
Q: 作成したエージェントはどのように公開できますか?
A: エージェントの公開方法は複数あります。最も簡単なのは、miiboが提供する専用URLを共有する方法です。その他、LINE連携、Slack連携、Webサイトへの埋め込みなども可能です。公開方法の詳細については、次回のニュースレターで詳しくご紹介する予定です。
Q: 一度作成したエージェントの設定は後から変更できますか?
A: はい、いつでも変更可能です。ダッシュボードからエージェントを選択し、各種設定を編集できます。実際の運用を進めながら、応答内容や設定を徐々に改善していくことをお勧めします。
miiboの詳細なFAQについては、以下のURLをご覧ください: https://daitoku0110.net/faq/
miiboコミュニティ最新情報
miiboユーザーコミュニティでは、エージェント作成に関する情報交換が活発に行われています。先月のハイライトとしては:
初心者向け「はじめてのmiiboエージェント作成ワークショップ」が開催され、30名以上の方が参加
「効果的なプロンプト設計」について、経験豊富なユーザーからのコツが共有
様々な業種でのエージェント活用事例が紹介され、特に教育分野での活用が注目を集めています
コミュニティに参加して、他のユーザーとエージェント作成のコツや活用事例を共有しませんか?初心者から上級者まで、様々なレベルのユーザーが交流しています。
miiboコミュニティはこちら:https://www.facebook.com/groups/miibo
まとめ
miiboを使ったエージェント作成は、思ったよりもはるかに簡単です。専門知識がなくても、アカウント作成、エージェント設定、会話テストという3つのステップで、独自の会話型AIを構築できます。
基本的なエージェントを作成した後は、ナレッジデータストアの追加やプロンプトの調整など、様々な方法で機能を拡張していくことができます。まずは簡単なエージェントを作成して動かしてみることで、会話型AIの可能性を体感できるでしょう。
【今すぐ行動】
15分で自分だけの会話型AIを作ってみませんか?今回ご紹介した手順に従って、miiboアカウントを作成し、最初のエージェントを構築してみましょう。実際に手を動かしながら学ぶことで、より深い理解が得られます。
→ miiboアカウント作成はこちら:https://miibo.dev/auth/login
→ エージェントの作成について
それでは、また次回のニュースレターでお会いしましょう! miiboを楽しんでください!
miiboDesigner岡大徳:https://daitoku0110.net/
miiboガイドページ:https://daitoku0110.net/miibo-guide/
miiboDesigner岡大徳が徹底解説、「miibo」の全貌と描く未来:https://miibo.site/