miiboDesigner の岡大徳です。
カスタマーサポート(CS)部門の業務効率化と新規事業開発。この一見相反する2つの目標を、miiboを活用したAIチャットボットで同時に達成した企業があります。今回は、GMOペパボ株式会社の革新的な取り組みをご紹介します。CS部門の問い合わせ負担を50%削減しながら、そのノウハウを活かして新サービスを開発するまでの道のりと、miiboの可能性について探ってみましょう。
GMOペパボが直面していた2つの課題
GMOペパボ株式会社は、ホスティング事業やEC支援事業など、多様なインターネット関連サービスを提供する企業です。同社のCS部門が抱えていた主な課題は以下の2点でした:
問い合わせ対応以外の業務時間の確保
サイレントカスタマー(問い合わせをためらうユーザー)への対策
これらの課題を解決するため、同社はmiiboを活用したAIチャットボットの導入に踏み切りました。
miiboを選んだ理由:非エンジニアでも扱えるRAG環境
GMOペパボがmiiboを選択した理由は、以下の点にあります:
RAG(Retrieval-Augmented Generation)環境の構築が容易
非エンジニアでも保守やチューニングが可能
ノーコードで簡単に構築できる柔軟性
これらの特徴により、CS部門のメンバーが主体となってAIチャットボットを開発・運用することが可能になりました。
導入効果:問い合わせ負担50%削減とサイレントカスタマーの声を捉える
miiboを活用したAIチャットボットの導入により、GMOペパボは以下のような成果を上げています:
有人対応の負担を平均50%削減
サイレントカスタマーからの問い合わせが増加し、新たなニーズを発見
CS部門の11名が新規サービス開発などの「攻め」のポジションへ転向
特筆すべきは、問い合わせの総数自体は増加したにもかかわらず、有人対応の負担が大幅に軽減されたことです。これにより、CS部門のリソースを新たな価値創造へと振り向けることが可能になりました。
新サービス「GMO即レスAI」の誕生
AIチャットボット導入のノウハウを活かし、GMOペパボは新サービス「GMO即レスAI」を開発・リリースしました。このサービスの特徴は以下の通りです:
CS部門のノウハウとAI技術を融合
顧客ニーズに応じたシナリオ分岐を実現
導入企業のリソース負担を軽減
「GMO即レスAI」は、単なるAIチャットボット構築支援にとどまらず、GMOペパボのCS部門が培ってきた豊富なノウハウを提供することで、顧客企業のCS業務革新を支援しています。
Q&A
Q: miiboを活用したAIチャットボットの導入にはどのくらいの期間が必要ですか?
A: GMOペパボの事例では、リリースまでに1ヶ月、その後のチューニングに約3ヶ月を要しています。ただし、この期間はプロジェクトの規模や目標によって変動する可能性があります。miiboの柔軟性により、段階的な導入も可能です。
miiboの詳細なFAQについては、以下のURLをご覧ください: https://daitoku0110.net/faq/
miiboコミュニティ最新情報
miiboコミュニティでは、GMOペパボの事例を参考に、CS部門でのAIチャットボット活用に関する活発な議論が行われています。
皆様も、CS部門でのmiiboの活用アイデアや、新規事業開発につながった事例がありましたら、ぜひコミュニティでシェアしてください。他のユーザーとの情報交換が、さらなるイノベーションを生み出す鍵となります。
miiboコミュニティはこちら:https://www.facebook.com/groups/miibo
まとめ
GMOペパボの事例は、miiboを活用したAIチャットボットが単なる業務効率化ツールにとどまらず、新規事業創出の原動力となり得ることを示しています。主なポイントは以下の通りです:
CS部門の問い合わせ負担を50%削減
サイレントカスタマーの声を捉え、新たなニーズを発見
CS部門のリソースを「攻め」のポジションへシフト
AIチャットボット導入ノウハウを活かした新サービス開発
miiboユーザーの皆様も、この事例を参考に、自社のCS部門でのAIチャットボット活用を検討してみてはいかがでしょうか? 業務効率化にとどまらず、新たな価値創造につながる可能性があります。
次のステップとして、以下のアクションをおすすめします:
自社のCS部門が抱える課題を明確化する
miiboを使ったAIチャットボットの試験的導入を検討する
導入効果を測定し、新たな価値創造の可能性を探る
miiboは、皆様のCS部門の革新と新規事業開発をサポートします。AIチャットボットが切り拓く新たな可能性に、一緒にチャレンジしていきましょう!
それでは、また次回のニュースレターでお会いしましょう! miiboを楽しんでください!
miiboDesigner岡大徳:https://daitoku0110.net/
miiboガイドページ:https://daitoku0110.net/miibo-guide/