株式会社miiboシードラウンドの資金調達を完了
DNX Venturesおよび京都芸術大学アートアンドビジネスファンド、rooftop、エンジェル投資家から合計6,000万円の資金調達を実施
会話型AIの構築プラットフォーム「miibo」を開発・運営する株式会社miiboは、シードラウンドにおける6,000万円の資金調達を完了致しました。
AI開発の課題を解決し、効率的にAIプロダクトを開発できるプラットフォームとして今後のさらなる成長を目指します。
本ラウンドにおける引受先
ベンチャーキャピタル
DNX Ventures
京都芸術大学アートアンドビジネスファンド
個人投資家
rooftop
曾川 景介氏
会話型AI構築プラットフォーム miiboとは
miiboは
手軽にまずはAIを作ってみたいビギナー
本格的にAIを組み込んだプロダクトを開発するデベロッパー
この両者にアプローチできる会話型AI構築プラットフォームです。
miiboはこの2つの面を兼ね備えた、国内および海外でも独自のポジションを有する会話型AI構築プラットフォームです。
生活や仕事に溶け込み活躍するAIを「miibo model」として定義
株式会社miiboは、生活や仕事に溶け込み活躍するAIを「miibo model」として定義しています。
実用的なAIを生む解の1つは「溶けこむAI」で、「溶け込むAI」には4レイヤーが必要だと考えています。
4つのレイヤーについてはこちら
https://x.com/maKunugi/status/1732342926272078043
3つの競合優位性「LLMフラット」・「Connect Everything」・「Community-Led Growth」
今後数年間、AI関連ビジネスは下記の大きな潮流も受けて、競争環境が激化することが見込まれています。
LLM開発競争
インフラコスト最適化競争
AI搭載アプリケーションの開発競争
その中で、miiboは下記3つの競合優位性を持ち合わせ、この局面をむしろ追い風として市場浸透を実現するポテンシャルを秘めていると考えます。
今回の資金調達でえた資金を活用し、この3つの優位性を柱とした事業展開を目指します。
LLMフラット
性能やコスト、得意な領域によってLLM(大規模言語モデル)を使い分けることができます。
単独で接続するのに必要な開発や運用コストも、miiboを経由することで効率よくスイッチ可能です。
Connect Everything
miiboで開発するAIは、あらゆるサービスやユーザーインターフェース、LLMとのハブとして機能します。
会話型AIは社会のあらゆるインターフェースを介して今後ユーザーに提供されます。ユーザーインターフェースと様々なアプリケーションやLLMを接続するハブとしてのAIを提供することで、あらゆるユースケースに対応します。
Community-Led Growth
miiboはプロダクトの磨き込みを軸とし、AIの開発を民主化する様々な機能をアジャイルに生み出し続けることでスケールしていくビジネスモデルを主としています。
miiboは1万人の利用者を獲得するまでに、一切広告を利用していません。利用事例のSNS紹介や口コミによって広まりました。多くのユーザーから、プロダクトの使いやすさにポジティブなフィードバックをいただけています。
また、LLMブームのずっと前から開発を行っていたプロダクトで、現時点でかなり豊富な機能も有しています。
【引用元】
会話型AI構築プラットフォームのmiibo、2023年の新規アカウント数が1万人を突破!生成AIを用いた会話型AIの開発に挑戦するユーザーが2023年に急増。
【DNX Ventures】新規シード投資|miibo:会話型AI構築プラットフォーム
岡大徳