miiboの色んな機能をつかって仕組みをつくろうとするほど、全体がまとまらないことはありませんか。
今回は、miiboのワイヤーフレーム(設計図)を紹介します。
ワイヤーフレーム(設計図)があると全体が把握しやすい
ワイヤーフレーム(設計図)がない状態で、miiboをつくろうとすると、なかなかつくりたいmiiboがつくれません。
ワイヤーフレーム(設計図)がないと、全体を見ながらパーツをつくることができないからです。
miiboワイヤーフレーム(設計図)
miiboのワイヤーフレーム(設計図)に、miiboのそれぞれの機能をパーツとして配置していきます。
miiboのパーツとは
miiboの土台であるエージェント設定、プロンプトエディタ
会話コンテンツをつなぐ検索クエリー生成プロンプト
会話コンテンツであるトピック、ナレッジデータストア、データソース
会話プロセスであるフリートーク、シナリオ
言語モデルのファインチューニング
などです。他には外部連携のWebhookもありますが、今回はこの5つからみていきます。
miiboの土台であるエージェント設定、プロンプトエディタ
miiboの土台には、エージェント設定とプロンプトエディタがあります。
エージェントの設定では、基本的な設定をおこなうことができます。
プロンプトエディタでは、仕様書を書くことで、その仕様書にしたがって役割をはたします。
会話コンテンツをつなぐ検索クエリー生成プロンプト
Userから質問をうけたとき、miiboの内部では、検索クエリーを生成します。検索クエリーを生成するための仕様書が検索クエリー生成プロンプトです。
検索クエリー生成プロンプトの役割は、Userから質問をうけたときに、会話コンテンツを参照するための検索クエリー生成をコントロールすることです。
検索クエリー生成プロンプトが適切に書かれていると、最適な検索クエリーが生成され、適切な会話コンテンツにつなぐことができます。
会話コンテンツであるトピック、ナレッジデータストア、データソース
会話コンテンツには、トピック、ナレッジデータストア、データソースがあります。
会話プロセスであるフリートーク、シナリオ
会話プロセスには、フリートークとシナリオがあります。シナリオになにも設定していない場合は、フリートークになります。
フリートークでは、エージェント設定とプロンプトエディタ、検索クエリー生成プロンプト、会話コンテンツでUserに対応します。
シナリオでは、決められたゴールに向かって、会話をつないで会話プロセスを管理することができます。
言語モデルのファインチューニング
言語モデルのファインチューニングは、miiboで使用する言語モデル自体の調整をおこなうことです。
したいことからmiiboの役割を決めてワイヤーフレーム(設計図)を作成することで完成精度があがる
miiboをつくるときに、ワイヤーフレーム(設計図)をつくるとmiiboの完成精度があがります。
具体的には、したいことからmiiboの役割を決めて、ワイヤーフレーム(設計図)をつくります。
それぞれのパーツには、したいこととmiiboの役割を見ながら、まずはパーツごとのSummaryを書いていきます。
そのあと、内容をつくっていくことで完成の精度があがります。
【引用元】
miiboデザイナー岡大徳がおすすめするmiiboワイヤーフレーム(設計図)
岡大徳