【miibo活用事例】プロトアウトスタジオ・日立アカデミー・岩手大学共同ワークショップでのmiibo活用
技術より「何ができるか」の発想を重視したワークショップでmiiboがノーコード開発環境として貢献
miiboDesigner の岡大徳です。
プロトアウトスタジオ、日立アカデミー、岩手大学の三者が共同で開催した「生成AI × IoT ワークショップ」において、miiboが会話型AI開発環境として活用されました。このワークショップの1日目では、プログラミング未経験の学生たちがmiiboを使って会話型AIのLINE Botを開発。技術習得よりも「生成AIで何ができるか」という発想と実践に焦点を当てた取り組みが実現しました。
三者共同で実現した新しい形の学びの場
プロトアウトスタジオ、日立アカデミー、岩手大学の三者共同で実施された「生成AI × IoT ワークショップ」は、岩手県AI人材育成連携推進事業の一環として開催されました。このワークショップでは、産学連携による新しい形の学びの場が創出され、プログラミング未経験の学生たちが最新のAI技術を実践的に体験できる機会となりました。
対象者は岩手大学の学生5名と教員1名。3時間×2日間という限られた時間の中で、1日目は生成AIアプリケーション開発、2日目はハードウェア開発に取り組む充実した内容となりました。
miiboが支えた1日目のAI開発カリキュラム
ワークショップの1日目は、生成AIを活用したアプリケーション開発に焦点を当て、miiboをプラットフォームとして活用しました。参加学生たちは、miiboのノーコード開発環境を使って、LINE上で動作する会話型AIを構築しました。
発想重視のアプローチ
このワークショップの最大の特徴は、「技術学習よりも『生成AIで何ができるか』という受講生自身の発想」を重視した点にあります。従来の技術習得型の研修とは異なり、身近な課題解決のためのアイデア出しから始め、それを実現するツールとしてmiiboを活用するアプローチを採用しています。
実際のカリキュラムでは、次のような流れで学びが進められました:
miiboの基本操作と会話型AI構築の基礎学習
LINE Botとの連携方法の習得
身近な事象からのアイデア出しワークショップ
アイデアを形にするプロトタイプ制作
学生たちは、自分の身近な課題(サークル活動、アルバイト、学業など)から発想し、miiboを使ってそれを解決するAIアプリケーションの開発に挑戦しました。
miiboの教育現場での可能性
このワークショップを通じて、miiboがプログラミング未経験者でも直感的に操作できるAI開発環境として、教育現場に大きな可能性をもたらすことが示されました。特に次のような側面が高く評価されています:
ノーコードで直感的に操作できるインターフェース
LINE連携による実用的なアプリケーション開発
アイデアを短時間で形にできる柔軟性
参加学生の声と成果
このワークショップを通じて、参加学生たちは多くの気づきと学びを得ることができました。アンケートからは次のような声が寄せられています:
「ITの世界はまだまだ知らないことばかりでおもしろいなと思いました。今回2日の研修だけでも、知らなかった技術をいくつも学んで、飛躍的にスキルをあげることができたと思います。」
「初めて触れるものが多く最初は上手くやって行けるか不安でしたが、失敗してもいいんだと学び、リラックスして取り組めました。学んだことを形としてアウトプットすることは難しいと感じましたが、できた時には達成感がありました。」
これらの感想からも、短期間ながら充実した学びの機会となったことがうかがえます。
Q&A
Q: このようなワークショップは他の教育機関でも実施可能ですか?
A: はい、可能です。プロトアウトスタジオでは「非IT領域の社会人を対象に自ら作るデジタルプロトタイピング研修を実施」しており、教育機関との連携にも積極的に取り組んでいます。
Q: miiboを教育現場で活用するメリットは何ですか?
A: プログラミングの専門知識がなくても直感的に操作できること、短時間で成果を形にできること、実用的なアプリケーション(LINE Botなど)を開発できることなどが主なメリットです。技術よりもアイデアと実践に焦点を当てた学びが可能になります。
miiboの詳細なFAQについては、以下のURLをご覧ください: https://daitoku0110.net/faq/
miiboコミュニティ最新情報
コミュニティでは、教育現場でのmiibo活用事例に関する情報交換が活発に行われています。今回のような三者共同ワークショップの事例は、産学連携による新しい学びの形として注目を集めています。教育関係者の皆様、ぜひコミュニティに参加して情報交換してください。
miiboコミュニティはこちら:https://www.facebook.com/groups/miibo
まとめ
プロトアウトスタジオ、日立アカデミー、岩手大学の三者共同で開催された「生成AI × IoT ワークショップ」は、miiboを活用した実践的なAI教育の好例と言えます。技術習得よりも「何ができるか」という発想を重視し、プログラミング未経験の学生でも短時間で会話型AIを開発できたことは、miiboの教育現場での可能性を示しています。
岩手大学の萩原先生は「最新技術に触れるだけの単なる知識の伝達ではなく、その最新技術に基づいて学生自身がアイデアを形にする過程を重視」した点を評価されています。このようなアプローチは「理論と実践をつなぐ」貴重な機会となり、大学教育を補完する役割を果たしています。
皆様の教育機関や企業研修でも、miiboを活用した新しい学びの場の創出を検討してみてはいかがでしょうか。
詳細な内容は「生成AIを活用したアプリ開発を体験。「生成AI × IoT ワークショップ」を日立アカデミーと岩手大学の3者共同で開催しました。」から確認してください。
それでは、また次回のニュースレターでお会いしましょう! miiboを楽しんでください!
miiboDesigner岡大徳:https://daitoku0110.net/
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