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miiboで広がるAI学習の新境地:編集者が語る会話型AI開発プラットフォームの魅力
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miiboで広がるAI学習の新境地:編集者が語る会話型AI開発プラットフォームの魅力

編集者オトーワン氏が実践するmiiboを活用したAI技術習得法とオリジナルツール開発の軌跡

今回は、miiboカラーカスタマイズツールの開発者であり、noteで会話型AI構築の情報を発信しているオトーワン氏をゲストにお迎えしました。書籍や雑誌の編集者として活躍しながら、miiboを通じてAI技術を学び、独自のツール開発やコミュニティへの情報発信を行っているオトーワン氏。AI VTuberへの興味からmiiboに出会い、今では「miibo沼に落ちた」と語る彼の実践的な活用方法と、会話型AI開発プラットフォームとしてのmiiboの可能性について語っていただきました。

このインタビューでは、miiboがAI学習のプラットフォームとして優れている理由、実際に開発したmiiboカラーカスタマイズツールの制作秘話、そして「爆速」「オリジナル」「カスタマイズ性」というmiiboの3つの魅力について詳しくお聞きしました。MCPやRAG、Googleタグマネージャーなど、miiboを通じて習得した技術が他のAIサービスにも応用できることや、バイブコーディングを活用した効率的な開発手法など、実践的な知見も共有いただきました。今後はmiiboAPIを使ったオリジナルUI開発やmiiboAgentHubの活用パターン研究に取り組むというオトーワン氏の展望も必見です。

AI VTuberからmiiboとの出会いへ:編集者が見つけた新たな学習の場

オトーワン氏がmiiboを知ったきっかけは、親子でYouTubeライブ配信をしていた際に、AI VTuberに興味を持ったことでした。当初はPythonやGitHubなどの専門用語に戸惑いを感じていましたが、功刀社長がVTuberをmiiboで実現するという記事を発見し、2023年頃からmiiboの世界に足を踏み入れることになりました。

書籍や雑誌の編集者として働きながら、会社の広報PRやAI業務推進も手がけるオトーワン氏。インターネット上では「オトーワン」というニックネームで活動し、noteでの情報発信やXでの功刀社長の投稿チェックなど、miiboコミュニティへの貢献を続けています。「お父さん」から「オトーワン」へと変遷したニックネームの由来も、親子でのYouTube活動という原点を物語っています。

現在では「miibo沼に落ちた」と自認するほど、miiboの魅力に取りつかれているオトーワン氏。個人でmiiboを活用し、AIを学習するためのプラットフォームとして積極的に活用しています。複数のエージェントを作成・削除を繰り返しながら、実践的な学習を進めているという独自の活用スタイルも印象的です。

miiboが実現する実践的なAI技術習得:MCPからRAGまで

オトーワン氏にとってmiiboは、単なる会話型AI構築ツールではなく、AI技術を体系的に学べる学習プラットフォームとして機能しています。miiboを通じてMCPの仕組みを理解し、Googleタグマネージャーでのカスタマイズ方法を習得するなど、実践的な技術を身につけてきました。

特に注目すべきは、miiboで学んだ知識が他のAIサービスにも応用できるという点です。RAGのチャンク作成方法では、1万文字での区切り方やチャンク間の説明文の挿入など、検索精度を向上させる具体的なテクニックを習得。これらの知識は、ChatGPTやClaudeなど他のAIサービスでも共通して活用できる普遍的なスキルとなっています。

miiboカラーカスタマイズツールの開発は、この学習成果の結晶といえるでしょう。Googleタグマネージャーでの色変更作業の煩雑さを解消するため、バイブコーディングを活用して直感的なインターフェースのツールを開発。この過程で設定方法も習得し、miiboを起点とした技術習得の連鎖が生まれています。

「爆速」「オリジナル」「カスタマイズ性」:miiboの3つの魅力と今後の展望

オトーワン氏がmiiboを使った感想として強調するのは、「爆速」というキャッチコピーの通り、会話型AIの構築からデプロイまでが非常に速いという点です。ChatGPTやClaudeとは異なり、完全にオリジナルのエージェントを作成できることも大きな魅力として挙げています。

カスタマイズ性の高さも、オトーワン氏の知的好奇心を刺激する要因となっています。APIを使ったオリジナルHTMLの作成、LINE・Slackとの連携など、多様な活用方法が可能であることが、継続的な学習意欲につながっているといいます。noteでの情報発信では、miiboAgentHubの使用感やエージェント構築の必要性についての考察、自作RAGデータの無料シェアなど、実践的なコンテンツを提供しています。

今後の展望として、オトーワン氏は2つの大きな目標を掲げています。1つ目は、バイブコーディングのスキルを活かしたmiiboAPIを使ったオリジナルUI開発の強化。2つ目は、最近一般公開されたmiiboAgentHubの活用パターンの研究です。どちらに注力するか検討中とのことですが、いずれもmiiboコミュニティにとって価値ある取り組みとなることでしょう。

miiboが切り開く会話型AI開発の新たな地平

今回のインタビューを通じて、miiboが単なる会話型AI構築プラットフォームを超えて、AI技術の学習環境として機能していることが明らかになりました。オトーワン氏の事例は、miiboを活用することで、プログラミング初心者でもAI技術を実践的に習得し、独自のツール開発まで可能になることを示しています。「爆速」「オリジナル」「カスタマイズ性」という3つの特徴を持つmiiboは、AI技術の民主化を推進し、より多くの人々が会話型AI開発に参画できる環境を提供しています。オトーワン氏のような実践者が増えることで、miiboコミュニティはさらに豊かなエコシステムへと発展していくことでしょう。

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