今回は、親子のクオリティタイムに取り組む畑中伸枝氏と、親子のクオリティタイムで実践するアクティブリスニングのもととなった本『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』を書かれた赤羽雄二さんにおこしいただき、「親子のクオリティタイム」についてインタビューしました。
「親子のクオリティタイム」畑中伸枝氏について
畑中伸枝氏は、「親子のクオリティタイム」に取り組んでいます。音声SNSのClubhouse「親子のクオリティタイム」のモデレーターです。
畑中伸枝氏のインタビューはこちら
親子のクオリティタイムとは
「親子のクオリティタイム」とは、子どもと1対1で、徹底したアクティブリスニングをおこなうことで子どもが心から安心し、伸び伸びすることです。
親子のクオリティタイムでは、他のことはなにもせずに子どものためだけを考えて、子どもと全力で向き合いましょう。
子どもに徹底したアクティブリスニングをおこなう「親子のクオリティタイム」の時間は最低限20分を目安に取り組んでいきましょう。
『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』について
『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』は、赤羽雄二氏によって書かれた本です。
『ゼロ秒思考』のA4メモ書きと並んで、赤羽が重視し、実践している「アクティブリスニング」のメソッドを初めて詳しく解説した21冊目の著書が、8/28(金)に出版されました。
アクティブリスニングとは、「ただ聞く」「傾聴する」ではなく、相手に深い関心を持ち、真剣に、徹底的に話を聞きながら、躊躇せずに質問をすることで深く理解すること。理解するだけではなく、問題の本質の把握、解決策の立案にまで迫ることができます。
人の話を聞くことが苦手な方、聞いているつもりなのにどうもうまくいかない方、自信はあるがさらに強化したい方に読んでいただけると嬉しいです。
アクティブリスニングの重要性などが書かれています。
アクティブリスニングとは
アクティブリスニングとは
「アクティブリスニング」とは、相手の話を聴き、興味・関心に基づいて丁寧に質問をして理解を深めることです。「ただ聞く」「傾聴する」ではなく、相づちを打ちながら、相手の目を見ながら、心から関心を持って話を聞きます。そうすることで、相手との信頼関係を築いたり、問題の本質に気づく洞察力、さらには解決策の立案力を身につけられます。
職場の人間関係や、家族とのコミュニケーションに悩む多くの方々に、大変おすすめのメソッドです。
また、アクティブリスニングには4ステップがあり、実践を重ねることで、より質の高いコミュニケーション技法を身につけることができます。
徹底的に、真剣に聞いて、信頼される(余計なことは考えない)
相手を委縮させないようにしながら、質問する
問題の本質がわかる
解決策が浮かぶ、解決する場合もある
赤羽さんのアクティブリスニングでは、聞くという定義が「話を聞くことから、問題解決まで」すべてが入っていることが特徴です。
赤羽雄二氏曰く「家庭でのアクティブリスニングは奥が深い」
赤羽さんの話をうかがい、相手を人として尊重し、話を聞かせていただく『アクティブリスニング』の重要性をさらに感じました。
また、赤羽さんと畑中さんと親子のクオリティタイムについて話をしていく中で、子どもへのアクティブリスニングは、親の性別や環境、パートナーとの関係性、子どもの性別などによって千差万別であり、奥が深いという結論でした。
ぜひ、一度赤羽さんの本を読んでみてください。
赤羽雄二氏に聞く「親子のクオリティタイム」の本質