岡大徳のメルマガ
岡大徳のポッドキャスト
miiboも活用可能!さくらのAIハッカソンで生成AI開発を実践する3つのメリット
1
0:00
-6:00

miiboも活用可能!さくらのAIハッカソンで生成AI開発を実践する3つのメリット

国産生成AIプラットフォームとノーコード開発ツールを使った実践的な開発機会が高専生に開かれる
1

生成AI技術の急速な発展により、実践的な開発経験を積む機会への需要が高まっています。しかし、高額なインフラコストや専門知識の壁により、学生が本格的なAI開発に取り組むことは困難でした。この課題を解決するため、さくらインターネットとKloudが「第1回 さくらのAIハッカソン with Kloud」を2025年8月19日から開催します。

本ハッカソンは、高専生と高専経験者を対象に、賞金総額17.5万円と交通費全額補助という破格の条件で開催される実践的なAI開発イベントです。さくらの生成AIプラットフォームを活用し、国産LLMやmiiboなどのノーコード開発ツールを組み合わせることで、プログラミング初心者でも本格的なAIプロダクトを開発できます。審査員には株式会社miibo CEO功刀雅士氏も参加し、実用的な会話型AI開発の視点から評価を行います。参加者は10日間の開発期間を通じて、アイデアを形にする実践的なスキルを身につけることができます。

さくらのAIハッカソンが提供する実践的な開発環境

さくらインターネットが提供する生成AIプラットフォームを使い、参加者は最先端のAI開発環境を無料で体験できます。このプラットフォームは、NVIDIA H100 Tensor Core GPUを搭載した「高火力」クラウドサービス上に構築されており、高速で高性能な処理が可能です。NECの国産生成AI「cotomi」をはじめとする複数の基盤モデルから選択でき、完全国内完結での開発も実現できます。

開発期間は2025年8月19日のキックオフから8月29日まで設定されています。この期間中、参加者はKloud Discordサーバーの専用チャンネルでメンターのサポートを受けながら開発を進められます。サーバーレス環境で即座に利用開始できるため、インフラ構築の知識がなくても、アプリケーション開発に集中できる環境が整っています。

成果発表会は8月30日にさくらインターネット東京支社で開催されます。参加者は10分以内のプレゼンテーションとデモンストレーションで、開発した作品と想いを審査員に伝えます。審査は独創性・新規性(50点)、実装完成度(40点)、AI活用力(40点)、実用性(20点)の4観点、合計150点満点で行われます。

miiboとの連携で実現する高度な会話型AI開発

株式会社miiboが提供するノーコード会話型AI構築プラットフォーム「miibo」も、さくらの生成AIプラットフォーム上で利用可能です。miiboを活用することで、プログラミング経験が少ない参加者でも、高度な会話型AIアプリケーションを開発できます。すでに京都芸術大学での試験導入では、NECの「cotomi」を基盤モデルとしてmiiboを動作させる実績があります。

審査員として参加する功刀雅士氏は、10年以上にわたって会話型AI開発に取り組んできた専門家です。功刀氏の視点から、実用的で革新的な会話型AIプロダクトの評価が行われます。参加者はmiiboの機能を活用し、RAGやステート管理、シナリオ対話などの高度な機能を実装したプロダクトを開発できます。

miiboとさくらの生成AIプラットフォームの組み合わせにより、データの送信から保存まですべて国内で完結させることも可能です。この特徴は、セキュリティや法規制の観点から重要な要素となります。参加者は実際の社会実装を見据えた、実用的なAIアプリケーションの開発経験を積むことができます。

充実した支援体制と魅力的な報酬が参加を後押し

参加者全員に往復交通費を全額補助するという、学生向けハッカソンとしては異例の支援体制が整えられています。出発地点から会場最寄り駅(新宿駅、西新宿駅、新宿西口駅)までの鉄道、飛行機、バスの利用が補助対象となります。遠方からの参加でも経済的な負担を気にすることなく、開発に集中できる環境が提供されます。

賞金は最優秀賞10万円とトロフィー、優秀賞5万円、AI活用賞(さくらインターネット賞)2.5万円と副賞が用意されています。参加者全員にノベルティも配布され、成果発表会後には懇親会も開催されます。審査員には、さくらインターネットフェローの小笠原治氏、AI事業推進室部長の角俊和氏も参加し、多角的な視点から作品を評価します。

Kloudコミュニティは「君の力になる放課後」をスローガンに、高専生の技術力向上とキャリア育成をサポートしています。本ハッカソンへの参加を通じて、参加者は技術スキルの向上だけでなく、業界の専門家とのネットワーク構築の機会も得られます。個人参加だけでなく、3名までのチーム参加も可能で、仲間と協力しながらプロダクト開発に取り組むこともできます。

実践的なAI開発スキルを身につける絶好の機会

「第1回 さくらのAIハッカソン with Kloud」は、高専生と高専経験者にとって、実践的なAI開発スキルを身につける貴重な機会となります。さくらの生成AIプラットフォームとmiiboを活用することで、最先端の技術に触れながら、アイデアを形にする経験を積むことができます。充実した支援体制と魅力的な報酬により、参加者は経済的な負担を気にすることなく、開発に集中できる環境が整っています。応募締切は2025年8月18日23時59分となっていますので、興味のある方は早めの応募をお勧めします。

応募はこちらから:第1回 さくらのAIハッカソン with Kloud【交通費全額補助!】

Discussion about this episode

User's avatar